そんなきっかけからフィットネスジムに入会してみたりランニングを始めてみたりしたものの、なかなか続かない。。なんて経験はありませんか?
そんなあなたの選択肢の1つとして「ブラジリアン柔術」という格闘技を始めることをおすすめします。
いやいや、格闘技と言っても様々な種類があり、プロレス、ボクシング、ムエタイ、総合格闘技…etc
後述しますが数ある格闘技の中でもブラジリアン柔術は怪我が比較的少なく、もちろん強さも本物です。
※400戦無敗の男と謳われたヒクソン・グレイシー選手はとても有名ですね!
出典元:EVOLVE MMA
その面白さと健康的な観点から今や、
- セレブの間
- 他競技選手のトレーニング(サーファーが多い印象)
- Googleの福利厚生
など様々な場所を通して注目されています。
有名な所だと、
- 品川庄司の品川祐さん
新しい柔術着が届いた#ブルテリア#ボンサイ柔術#HELEO pic.twitter.com/8qUEX5KNip
— 品川祐 (@shinahiro426) November 4, 2017
- モデルのダレノガレ明美さん
- ドランクドラゴン鈴木拓さん
- 元スマップの木村拓也さん
- V6岡田准一さん
- BIGBANGのV.Iさん
- マトリックスでお馴染みキアヌリーブスさん
などなど沢山いらっしゃいます!
柔術は比較的年齢が上がってから始める人も多く、サブ男も30代からブラジリアン柔術を始め、見事にハマってしまった一人です。
今回はその魅力溢れる「ブラジリアン柔術」が、大人が始める格闘技としておすすめな3つの理由についてお話していきたいと思います。
比較的怪我が少ない
スポーツ・格闘技なのでもちろんゼロではありません。
ですが2014年に出た論文(R)でも他の格闘技に比べて怪我の発生率はかなり低いようです。
スポーツ | 1000試合した場合の傷害率 |
BJJ | 9.2 |
MMA | 236~286 |
柔道 | 25.3~130 |
テコンドー | 20.5~139.5 |
レスリング | 9.0~30.7 |
これはブラジリアン柔術は打撃が無いこと、瞬発的な動きが他の格闘技に比べると少ないこと、寝技の攻防が主体であるということが特徴の格闘技だからだと考えられます。
そのため打撃などによってできる打撲で歩くのが辛い、骨折などしてしまい仕事を休まなければならない、といった大怪我になることが少ないことが特徴です。
これ、社会人にとってはかなり重要じゃないですか!?
ちなみに私自身以前はキックボクシングを行っており、アマチュアの試合へもちょこちょこ出場していました。
もちろん今でも打撃系格闘技はやるのも観るのも大好きです。
ただ、大なり小なり怪我をすることが多いというのが唯一のネックでした。。
仕事が終わって夕方~夜にジムに行き、練習では打撲により足を引きずりながら帰ることはしょっちゅうでした。
大きなものでは膝蹴りを受けて肋骨骨折、顔面へのパンチで目の周りがパンダのように腫れて内出血してしまい、職場の同僚やお客さんから心配されるなど。。
といったように打撃系格闘技はめちゃ楽しいのですが怪我もある程度つきものになってしまいやすいので、ややハードルが高いかもしれません。
そういった意味でも、そもそも打撃がなく寝技が主体のブラジリアン柔術がおすすめなのです!
確かに関節技自体はかける側・かけられる側共に無理をすれば危ないのですが、ほとんどの道場では技を熟知した指導者がみており、
「技をかけるときはゆっくりと、技をかけられたら早めのタップ(参った)」
が基本になっています。
ちなみにブラジリアン柔術連盟の中井祐樹会長も下記のようにおっしゃっています。
タップしようねみんな。なるだけ早めに。相手にわかるように。回数も多めに。次からその体勢にならないようトライしましょう。そのうちここまでは大丈夫、とか判断できるようになってきますから。私はタップ早いし、よくします。僕を極めた、なんて人は沢山います。結果故障少なく、上手くなるんです。
— 中井祐樹 Yuki Nakai (@yuki_nakai1970) February 13, 2019
しかしスポーツですので初めは特に練習後の筋肉痛などは起きるでしょう。。そんな時におススメのリカバリーグッズもありますよ!

体力や筋力だけに依存しない
ブラジリアン柔術はもともと「小さな者が大きな相手を倒すため」に作られた護身術という背景があります。
また、技術はテコの原理を用いているため、
- 小さな力でも大きな相手を極める(関節技・絞め技など)
- ひっくり返す(スイープ)
- ポジションをキープして制圧する
ということが可能なのです!
以下の記事ではブラジリアン柔術のテクニックであるサブミッション(極め技)やスイープ(相手をひっくり返して上下を入れ替える技)を紹介しているので、チェックしてみて下さい!


もちろん、試合になってくると筋力・体力的な部分も必要になってきます。
しかし、練習しているうちに自然と必要な筋力や体力はついてくる部分も大きく、上手くなればなるほど力を抜いて楽に動けるようになります。
そのため何歳からでも始めることができ、生涯スポーツとして高齢になっても楽しみながら続けることができます。
実際に40~50代から始めるかたも多くいらっしゃいます。
また、トップレベルで活躍する柔術家には柔術以外のトレーニングは全くしない。技術を徹底的に磨けば関係ない。と話している方もいるくらいです。
(サブ男はトレーニングも好きなのでやってます!)
継続しやすい
ブラジリアン柔術は通称「身体を使ったチェス」とも言われています。
先ほど紹介したように、てこの原理を利用した技術体系はとてもロジカルであり、こういう場合は何ができる・どう防ぐ・どう攻めるなどといった戦略が無限にあります。
そのためがむしゃらにやるのではなくいかに冷静に、どのように相手を制するかということに運んでいくのかという戦術の戦いになってきます。
ここが大人が「ハマる」大きな要因の一つでないでしょうか。

初めたばかりはほんとに何もできずに負かされてしまっていたのが、練習する毎に新しい選択肢がどんどん増えていき、常に自分の成長を感じることができます。
一人で黙々フィットネスも好きですが、やっぱり孤独感はありますよね。同じ道場の仲間と身体をぶつけて一緒に切磋琢磨することはなんとも言えない楽しさがあります。
そして段々強くなり、身体も自然と鍛えられ、良いか悪いか仕事よりブラジリアン柔術に熱中してしまう人もしばしばいるくらいです。笑
おわりに:何歳からでも遅くない!
- 比較的怪我が少ない
- 体力や筋力だけに依存しない
- 継続しやすい
という3点から大人が始める格闘技としてブラジリアン柔術がおすすめという話をしましたが、ほんとはもっといっぱい伝えたい魅力もあります。笑 それはまた後々…
このブログでも私の観点でブラジリアン柔術に関しての色々なことを書いていきたいと思います。
少しでも興味が出た方はお近くの道場をwebで検索!


最後までお読みいただきありがとうございました!