柔術に限らず何かを始めた頃は誰でもそう思うのではないでしょうか?
ブラジリアン柔術が上達するための要素は沢山あるかと思いますが、今回は特に「沢山スパーリングすることが上達への近道になる!」ということについてお話したいと思います。
もちろん始めたばかりの頃は出来る技も少ない、ポジションベースの取り方も上手くない、エスケープやスイープの方法など、わからない/できないことばかりだと思います。
そのためスパーリングをしてもただ何もできずに終わる。何回も極められる。しかも相手は余裕すぎて少しも疲れてるそぶりなし。。
誰もが通る道でありますが、実際結構凹みますよね。
と落ち込んでしまうこともありますよね。めちゃくちゃわかります。切実
サブ男は柔術を始める前は自信だけはありました。全く根拠はありません。
とまあ今となっては恥ずかしいような自身を持っていたのですが、見事に打ち砕かれました笑
そのため、今のままスパーリングしてもやられるだけで意味がない、負けるとイライラするし、まずは基本を覚えてからにしよう~。
という感じでスパーリングを避けた時もありました。
しかし、柔術の技って覚えることが無限にあるんですよね。。
今でも増えているみたいですし、とてもじゃないですが全て覚える・使いこなすなんて無理だと思います。
じゃあ何から手をつければいいの?
となった時に、スパーリングを行うことで糸口が見えてくるのです。
その理由を話していきたいと思います。
目次
自分に足りないところを見つける

コレが一番の理由です。
強くなる第一歩はまずプライドは捨てて今の自分は弱いということを認めることから始まります。
いつもやられることは何か?
そのポジション、技に対する防御(エスケープ含む)をしらない。
ならばそれを学べば次回同じことをやられそうになっても対処することができます。
やりたいのにやれないことは何か?
何故やりたいことができないのか?
細かい手や足の使い方、身体の位置などわかっているつもりになっていることを改めて復習するキッカケになります。
比較的できていることは何か?
得意なパターンを知ることも重要です。
ではそのパターンにもっていくためにはどうすれば良いのか?
得意な形に入った後はどう発展すればいいのか?
という勝ちパターンを作っていくことができます。
覚えた技を実践だとどう使うのかを知る
新しく覚えた技を実践で使おうとするとき、初心者ではほとんどの場合決まらないです。
さて、何でだと思います?
って相手に教えてしまってるんですもの。
そりゃ何しようとしているのかわかれば相手もやらせないですよね。
だから、その技に入るためにはどうすれば良いのか?という視点が生まれてくるかと思います。
ここにきてやっとフェイントを入れてみる、こう仕掛けて相手がこう防ぐからこっちに切り替える!などと相手に合わせて技を展開していくという戦略が生まれてくるかと思います!

相手や周りがアドバイスをくれる
自分より上手い方だと途中で「この時はもっとこうしたほうがいいよ」などと教えてくれます。
また周りで見てる方も、「もっとこうして、左に回って逃げてみな」などといったようにアドバイスをかけてくれます。
そしてスパーリングが終わってから、わざわざその時のシチュエーションを再現して改善点を教えてくれたりもします。
自分が気づかない視点を言ってくれるのは本当にありがたいです。
早く仲良くなれる

始めたばかりって基本知り合いはいないですよね。
サブ男は元々けっこうな人見知りです。沢山会ったり話したりしないとなかなか打ち解け辛いタイプです。
ですが社会人的な口頭での会話だけでなく、直接身体をぶつけた相手とは身体で会話してるかのごとく、変な壁が早く取れやすいように感じます。
もちろん格闘技は喧嘩ではないですし、戦った後はお互いお礼を言い合うのも素晴らしいと思っています。
やっぱり一人では強くなれません。
仲良くなると道場に行くのが楽しくなる、お互いが切磋琢磨できる存在になれれば素晴らしいのではないでしょうか。
おわりに
いかがでしたか?
スパーリングは試合でもなければ喧嘩でもありません。
今の自分の実力を試し、何が足りないのか、次から何をやるのかということを仲間と共に成長するためのものだと思います。
臆さずどんどん自分から声をかけてやってみましょう!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。