はい、そこのあなた。
サブ男同様にそんな悩みはありませんか?
サブ男もそうでしたが、覚えたテクニックをバカ正直に狙いに行っても、相手にはほぼ防御されてしまいます。
それもそのはず、相手もこちらが何をしようとしてるのか予測ができれば対処するのは容易ですよね。
そのためある程度テクニックを覚えたら次の段階です。
こちらが仕掛けた動きでどう相手が対応してきたかによって、技を変えていく、繋げていくことがポイントになります。
「こうしたらこう、こうなったらこう」という戦略をあらかじめに用意しておく必要があります。
その戦略自体は無限に作れるかと思いますが、今回は基本的なクローズドガードからの攻め方・繋げ方の例をご紹介します。
実践でもこの流れをベースにもっていくと、その場に応じて次々と技が出せるようになるかと思います!
では早速いってみましょう!
クローズドガードからの極め技連携方法
まずはこちらをご覧ください↓
いかがでしたか?
流れるように仕掛けた技や相手の動きなど色んな状況によってどう技を展開していくのか参考になるのではないかと思います。
今回のパターンを改めて文字でも整理してみます。
パターン①襟を掴めた場合の流れ
→クロスチョーク(アンダー)を狙う
→相手が下から入れさせないように防御してきた→クロスチョーク(オーバー)
→相手が二の腕を押さえて防御してきた→腕十字固め
→腕十字をかけた腕を引き抜かれた→三角絞め
→半身になりながら腕を引き抜かれた→ヘッドフックでの逆側腕十字固め
→腕を引き抜いた際相手の体勢が前へ崩れた(手をつくなど)→①オモプラータ
or ②オモプラータスイープ→ショートアームバーorモノプラータor回転オモプラータ
パターン②胸を張り帯辺りに手を置いてベースをとっている相手に対して
一側のグリップを切って崩し、腕を抱える
→抱えた腕で襟が掴める→アームラップクロスチョーク
→襟がつかめない→膝固め
→手を押さえてきた場合→腕を流して固定し、アメリカーナ→外してきたら三角絞め
型として身につける!
「相手の手がここにあったらこうする。こう逃げてきたらこう動く。」
技が多く状況も色んなケースがありますが、まずは上記の順番で打ち込みなり反復練習していきましょう!
そうするうちに、頭で理解するだけでなく身体に動きが染みついていき、考えなくても身体が反応して動くようになります。
まずはクローズドガードに入った後の一連の型を身につける事ができると、スパーリング中によくある「どうしようどうしよう!とりあえず固めとけ!」みたいな状況を脱することができるようになりますよ!
まとめ:実践では極め技以外にも選択肢はあり
今回はクローズドガードにおける極め技の繋げ方、戦略の立て方の例をご紹介しました。
が、ブラジリアン柔術のテクニックとしては極め技以外にもスイープをする、ガードポジションを変えるなど更に選択肢は広がります。
しかし、あくまでも1本を取りにいける形・繋げ方を知っておくことによって、他のテクニックもより活かされます。特に初心者・白帯の方はぜひ今回の流れは覚えておくと役に立つのではないかと思います!
では引き続き、楽しい柔術ライフを!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。