今回はラッソーガード(巻きスパイダー)について基本的なポイントとスイープについて改めて書いていきたいと思います。
個人的にはラッソーガードやデラヒーバのように巻きつける系は「THE 柔術」みたいなイメージがあって好きなんですよね!
言葉の意味としては、投げ縄のことらしいです!
ラッソ lasso
野生の馬や牛を捕えるため一端を輪にした長さ 15~30mの縄。ラテン語のラケウス laqueus (紐) からスペイン語のラゾ lazo (わな) を語源とする。普段は鞍の右前に巻いておき,獲物を捕える際,目的の獲物を追いながらラッソを頭上で振回して反動をつけ,その首または足に輪がかかるように投げる。
つまり、これ↓ですね!

縄で捕らえるがごとく、腕に絡みつけば強力な固定力により相手をコントロールすることが可能なテクニックです。
目次
基本的なラッソーの作り方とスイープ
ラッソーガードをしっかりかけるポイント
- 袖は袋取りをする
- 自分の手の甲を足の付け根に当てる(距離と隙間をなくす)
- 股関節/膝を外に開いて足の重みを相手の腕にかける
スイープのポイント
- 相手に対して自分が直角の位置になるよう移動する
- 相手の腕を前方に引くことで重心を前に崩す
- 自分の膝を床につけるように足を開き、その力を利用してスイープ
スイープを仕掛けたいが相手が後ろにベースをとってきた場合
1.ブリッジの反動を利用するパターン
- 両袖を持ったまま、ラッソーしている側と反対の肩でブリッジして一度逆方向に煽る
- ブリッジを戻す勢いを利用し、自分のラッソー側の膝を床につけるようにしてスイープ
※ブリッジの他に、ヒップスローのように軽く起き上がるパターンでも同じことができます!
2.足を立ててきた場合→アンダーフックするパターン
- ラッソーと反対側の足を立ててきた場合、潜り込んでアンダーフック
- そのまま膝を開くことと足を持ち上げることを同時に行いスイープ
※逆に自分がラッソーを仕掛けられている側の場合は、逆足を立てるとスイープ仕掛けられるので注意!
おわりに
今回は基本的なラッソーガードの形とスイープについてご紹介しました。
やられるとわかると思いますがしっかり形を作られるとかなり強烈に固定されてしまいます。
ここからのスイープだけでなく極め技への展開ももちろんありますが、まずは基本をしっかり覚えて反復練習しましょう!
情熱大陸にも出演された湯浅麗歌子選手や、その師匠である佐々幸範選手もこのラッソーガードが得意として有名ですね!
さあ、練習練習!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。