マウント(下)やハーフガード からのブリッジは強力な1つのエスケープ・スイープのテクニックです。

このとき大前提として技術・タイミングが非常に重要です。
そこができていれば大きい相手でも楽にひっくり返すことが可能です。
ですが現実問題難しい場合も多く、相手を下から煽ったり動かすためにもブリッジの動きが必要になります。
なのでベースとなるフィジカルの強さも見過ごせません。
特に腰の痛みが出ている人など。。
今回はブリッジが上手くいかない・弱い、または腰が痛くなるという方に向けてポイント・トレーニング・ケアをご紹介していきたいと思います!
ブリッジのフィジカル的ポイント

この動きを作っているパーツは大きく分けて3つあります。
赤:股関節 青:腰椎 緑:胸椎
その中でも一番のポイントになるのが股関節です。
ブリッジを強化・腰痛対策するためには、
- 股関節伸展の可動域
- 大臀筋・ハムストリングの筋力
が非常に重要になります!
股関節の伸展の可動域

新体操のやフィギュアスケートの選手など、びっくりするくらい股関節の可動域がある方もいますよね。
股関節は元々構造的に可動域のポテンシャルが高いわりに、日常で生活する分には大きな可動域を使う機会がないので普通は段々と硬くなっていきます。
特に普段デスクワークが多い方など、座って足を曲げていることが多いと尚更ですね。

股関節の伸展が硬くなると、ブリッジした時に腰が高く持ち上がらないので力が出にくくなります。
そしてそれをカバーするために一緒に働く腰を過剰に反らせて高さを補おうとします。これが結果的に腰痛を招くことになります。
なので股関節伸展のストレッチを普段からしっかり行うことが重要になります。
ストレッチの際は腰を反らないように意識しましょう!

大臀筋・ハムストリングスの強化
先程は可動域の話でしたが今度は筋力です。
ブリッジは可動域がある前提で、そこから筋力が求められます。
この時に使うのが大臀筋とハムストリングスです。

自重でできるトレーニング
なかやまきんにくんがお尻のトレーニングを紹介してくれています。
説明つきですしきんにくんと一緒にトレーニングするのが純粋に楽しいのでおススメです!
自重でしっかりトレーニングができたら後々はウェイトトレーニングに移行してもいいかもしれませんね!
ケアグッズ参考
現状既に腰痛持ちの方は必須ですし、腰痛ないかたもケアはできるだけしたほうがいいです。
練習を休まなければいけないなど悪化する前にコツコツやりましょう。


おわりに
いかがでしたでしょうか?
テクニックも当たり前に大事ですが、フィジカル面ももちろん大事です!
自分の状況に合わせてできることから是非取り組んでみてください!
それでは楽しい柔術ライフを!
最後までお読みいただきありがとうございました!