抑え込みって難しいですよね。
特にサブ男の様に柔道やレスリングなど組技系格闘技のバックボーンが全くない状態で柔術を始めたなら尚更ではないでしょうか?
サブ男はかなり苦手意識があったのでなんとか上手くならないか?!
と現在進行形で試行錯誤しているのですが初心者だからこそ、
と感じたのがあります。
それが8ポジションドリルです!
日本語だと抑え込み世界一周とか地球一周とか言われてたりもするようです。
練習仲間の身体を借りれたら1番良いですが、クッションなどを使えば1人でも十分練習になる点がとてもオススメです!
今回は初心者の方が抑え込みが上手くいかないであろう原因と8ポジションドリルについてご紹介していきたいと思います!
目次
抑え込み上手くいかない人の原因3点
①寝た状態での体重のかけ方に慣れてない
そもそも抑え込みって超非日常の動きです。
慣れてる方がおかしいですよね笑
なのでまずは「寝た状態で体重をかけること」自体に慣れましょう。
クッションやタオルなどを丸めたりして、胸や脇腹でどういう姿勢になれば体重がしっかりかかるのか研究してみましょう。
仲間に付き合って貰い感覚を教えて貰うのが理想ですが、1人でも感覚を掴むことはできます。

(引用元:EVOLVE)
一家に一人?グラップリングダミーが超便利!
ソフトメディシンボールでもGOODです!
②そもそもパスできないから抑え込みする機会がない!
そもそもパスができない!!!笑
サブ男自身スパーリングでこのパターンを凄い感じてました笑
ならまずはパス上手くなれ!

というのはごもっともな意見ではあるのですが、それだけではなく限定(シチュエーション)スパーをやるのがおすすめです。
例えば、
<サイドポジションを取った状態からスタート。極めまでいくかスイープされたりガードに戻されたらやり直し>
などとルールを決めると良いと思います。
単純に抑え込み自体の練習頻度も増やしましょう。
③相手の動きに対応できていない
ここが一番難しいポイントですね。
抑え込んだとしても当然相手はエスケープしようと動いてきます。
そのため自分は相手の動きに対応して動きを封じたり、ポジションを変えたりしていかなければなりません。
正に臨機応変さが求められるところです。
そこで今回紹介する8ポジションドリルがとても有効になります!
これは8つの抑え込みポジションの動きを繋げて反復していくことで、動きを身体に染み付けることができます。
そのためスパーリングなどでも相手の動きに対応したり、自分が狙いたい形に変化したりということが無意識的に行えるようになります!
8ポジションドリル
今回はクラークグレイシー先生に教えて頂きましょう!

クラーク・ルーソン・グレイシー(1984年7月17日生まれ)
グレイシー柔術の創設者の1人であるカーロスグレイシーの孫であり、米国のグレイシー柔術の父であるカーリーグレイシーの長男です。
2013年パンアメリカン、黒帯ミドル級のチャンピオンです。2017年にはワールドマスターミドル級のチャンピオンにもなっています。
イケメンなクラークグレイシー先生から早速8ポジションドリルを教わりましょう!
- サイドポジション
- 崩れ袈裟
- ノースサウス
- 崩れ袈裟
- サイドポジション
- 後ろ袈裟
- マウントポジション
- 後ろ袈裟
その後①に戻って逆回り。
練習のポイント
- まずは1つ1つの形を覚えつつ、流れを覚えていきましょう!
- 流れを覚えたら「各ポジション」と「ポジション移動時」にしっかりプレッシャーをかける様にしましょう。
※抑え込みポジションが変わるタイミングは相手にとってはプレッシャーが弱まればエスケープするチャンスになります!
そのため各ポジションをしっかり抑え込むだけでなく、ポジション移動間こそしっかりプレッシャーをかけ続けるられように意識して練習してみて下さい!
エスケープ方法を確認したい方はこちら↓


おわりに:コントロールができたらいよいよ極め
いかができたでしょうか?
無意識的に動きができるくらい反復すると、スパーリングなどでも落ち着いて対処することができるようになってくると思います!
ポジションキープができるようになったらいよいよフィニッシュ。
「極め」をどんどん狙っていきましょう!!!
それでは楽しい柔術ライフを!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!